コロナのコアヒートの評判でいちばん多いのは、部屋の温度はそれほど上がらないのに、体はしっかり暖かいという声です。風を出さずに遠赤外線で人や物を直接暖めるので、エアコンの風や乾燥が苦手で買った人ほど満足しています。
一方で、買う前に気になるのは「電気代が高いのでは」と「部屋全体は暖まらないのでは」の2つだと思います。結論から言うと、どちらも条件つきで本当です。強で使えば1時間あたりの電気代は小さくありませんし、広い部屋をこれ1台で暖める暖房でもありません。
ただ、口コミを読むと低い目盛りで十分という人が多く、エアコンと組み合わせて電気代を抑えている人もいます。しかもコアヒートは、家電量販店・ホームセンター・それ以外のお店で型番と機能が違います。
気にするべきなのは、自分がどの広さの部屋で、何と組み合わせて使うつもりなのか。そこが決まれば、電気代も選ぶ型番も見えてきます。
(ここに商品カード:コロナ コアヒート DH-1226R)
\省エネセンサーつきは量販店モデル/
コロナのコアヒートの評判は? 良い声と気になる声
コアヒートは、コロナの遠赤外線の電気ストーブです。家族向けの「コアヒート」と、細身の「コアヒートスリム」があり、どちらも日本製です。評判を読むと、褒めている点と気になる点がはっきり分かれています。
先に全体を見ておくと、満足している人の多くは机の横やソファの前など、人がいる場所の近くに置いて使っています。不満が出やすいのは、部屋全体を暖める暖房として期待した場合です。
良い評判は「暖かさの質」と「静かさ」
いちばん多いのは、近くにいるときの暖かさをほめる声です。「体の芯から」と書く人も目立ちます。少し離れても届く、という声もありました。
ほぼ中間の「目盛6」で使用していますが、2~3m離れた位置でもホカホカしてきます。
次に多いのが静かなことです。風を出さないのでファンの音がなく、テレビの音量を上げずに済むという声もあります。燃やさないので空気が汚れない、エアコンより乾燥しにくい、という点を理由に挙げる人もいました。
気になる評判は「部屋全体」「電気代」「光らない」「首振りの音」
星3以下や、気になる点として書かれていたのは、主に次の4つです。
- 部屋全体は暖まらない。そばにいれば暖かいが、離れると寒い
- 電気代が上がった。とくにエアコンと一緒に使った人
- 赤く光らないので、点いているか分かりにくい
- 首振りのときに音がする(とくにスリムの口コミ)
このうち上の2つは、タイトルにした疑問そのものです。どちらもコアヒートの暖め方を知っておけば、買う前に自分が当てはまるかを判断できます。次の章から順に見ていきます。
「電気代が高い」は本当? 1時間あたりの目安
電気代は、どの目盛りで、何時間使うかでかなり変わります。公式の消費電力に、コロナと同じ1kWhあたり31円をかけると、1時間あたりの目安はこうなります。
| 型番 | 最大(強) | 省エネ運転の最大 | いちばん弱いとき |
|---|---|---|---|
| DH-1226R/AH-1226R | 1.15kWh 約35.7円 | ゆらぎ 0.82kWh 約25.4円 | 0.2kWh 約6.2円 |
| CH-10RC | 1.0kWh 約31.0円 | ゆらぎ 0.75kWh 約23.3円 | 0.2kWh 約6.2円 |
| スリム DH-926R/CH-90RB | 0.9kWh 約27.9円 | eco 0.69kWh 約21.4円 | 0.115kWh 約3.6円 |
表の上の数字は1時間に使う電力量です。最大の列は順に1,150W・1,000W・900Wの運転にあたります。いちばん弱いときの数字は、ゆらぎ運転やecoモードを使った場合の下限です。
強で使い続けると、たしかに安くはない
コアヒートを強のまま1日4時間・30日使うと、1,150Wで約138kWh、電気代は約4,280円になります。ゆらぎ運転の強(820W)なら約98kWhで、電気代は約3,050円です。冬のあいだ毎日使えば、毎月これくらいが上乗せされると考えておくと実感に近くなります。
口コミでも、エアコンと一緒に使ったら電気代は上がったという声は少なくありません。石油ファンヒーターだけだったころより、エアコンとコアヒートの今のほうが高くなったと書いている人もいます。そのうえで、灯油を買いに行く手間がなくなった、結露しなくなったので満足、という書き方でした。
評判では「1〜3の目盛りで十分」が多い
一方で、口コミを読んでいて目立つのは、弱い目盛りで足りているという声です。DH・AHは11段階、CH-10RCは6段階、スリムは10段階で調節できます。
エアコンと併用するとダイヤル2~3でもとってもあったかい!
近くで使うなら強にしなくても暖かいので、電気代は「強で何時間」ではなく「自分が普段使う目盛りで何時間」で見積もるのが現実的です。公式も、ゆらぎ運転で1日4時間・6か月使った場合、通常運転の強と比べてDH・AHは電気代が最大約7,400円安くなるとしています。
強のときはブレーカーに注意
もう1つ、電気代とは別に気をつけたいのがブレーカーです。DH・AHは運転電流が最大11.5Aあります。口コミにも、目盛りを上げた状態で電子レンジや炊飯器を使うとブレーカーが落ちる、という声がありました。キッチンやダイニングで使う人は、同じ回路の家電と重ならないように気をつけてください。
\1,000Wで同じ本体/
「部屋が暖まらない」は本当? コアヒートは人を暖める暖房
「部屋全体が暖まらない」という評判も本当です。ただしこれは故障や力不足というより、暖め方の違いから来ています。
公式の説明では、コアヒートの遠赤外線は空気を暖めるのではなく、太陽の熱と同じように当たったものを直接暖めます。公式の試験では、8畳・室温5℃から始めて、1.8m離れた位置でも温かいとしています。
室温は上がらなくても、体は暖かい
口コミでも、部屋の温度計の数字と体感が一致しないという声が出てきます。
5のメモリで室内の温度は上がらないけれど暖かい!
逆に、期待と違ったという声もあります。
思っていたほど、部屋全体は暖まらないみたいです。電気代も以外とかかります。
スリムの口コミには、築年数の古い家で、隙間風が入る台所や脱衣所では暖まりにくいという声もありました。部屋の空気を暖めたい人には向かず、自分がいる場所を暖めたい人に向く暖房だと考えるのが、評判と一番ずれない理解です。
エアコンと組み合わせる人が多い
評判でいちばん多い使い方は、エアコンとの組み合わせです。最初にエアコンで部屋をある程度暖め、そのあとはエアコンの設定温度を下げたり止めたりして、コアヒートで体を暖める、という書き方がよく出てきます。
エアコンだけだと足元が寒い、風が当たって乾燥する、という悩みで買った人には評価が高い使い方です。広いリビングで、これ1台で冬を越すつもりだと、評判の「暖まらない」側に回りやすくなります。
タテとヨコで、暖める範囲が変わる
コアヒート(スリム以外)は、本体をタテにもヨコにも置けます。公式によると、ヨコ向きの暖房幅はタテ向きの約2倍です(約1m離れて約40℃以上になる範囲)。
1人のときはタテ、2人で暖まりたいときはヨコにして足元を中心に暖める、という使い分けをしている人がいました。暖める相手が1人か2人かで向きを変えられるのは、スリムにはない点です。
「赤く光らない」「首振りの音」も確かめておく
電気代と暖まり方のほかに、評判で目立つ気になる点が2つあります。どちらも、置き場所や使う時間帯によって良し悪しが分かれます。
赤く光らないのは仕様。寝室では長所になる
コアヒートのヒーターは黒いコーティングで、公式も明るく赤熱しないと説明しています。そのため、点いているかどうかが分かりにくいという声があります。
点灯していないような暗い感じなので、ストーブが赤く点いている状態の方が視覚的にも暖かく感じる。
反対に、まぶしくないので寝るときに助かるという声もありました。
つけても明るくなく、就寝時に重宝しています。
運転ランプは本体の上にあり、DH・AH・CHには6段階のパワーモニターも付いています。それでも消し忘れが心配な人は、スリムには公式に6時間で自動停止する消し忘れ防止タイマーがある点も覚えておくとよいです。
首振りの音は、スリムで書かれやすい
首振りの音については、静かで気にならないという声のほうが多いです。ただ、スリムの口コミには、首振りのときにきしむ音がするという声がまとまって出てきます。
置き場所や角度によって、首ふりを使用すると怖いくらい大きな音が出てびっくりしました。そうでない時は静かでいいのですが。
使い始めて1〜2週間で、首振りの音が大きくなったという人もいました。寝室で首振りを使うつもりなら、置き場所を変えて試す、首振りを止めて使うといった逃げ道を考えておくと安心です。
\高さ897mmで脱衣所にも/
DH・AH・CHの違い。買う店で型番と機能が変わる
コアヒートを探すと、同じ見た目なのに型番が3つ出てきます。これは売る場所で分けたモデルで、公式はDH-1226Rを家電量販店モデル、AH-1226Rをホームセンターモデル、CH-10RCを一般ルートモデルとしています(2026年モデル)。
| 項目 | DH-1226R | AH-1226R | CH-10RC |
|---|---|---|---|
| 暖房出力 | 1,150W | 1,150W | 1,000W |
| 温度調節 | 11段階 | 11段階 | 6段階 |
| 省エネセンサー | あり | なし | なし |
| ゆらぎ運転 | あり | あり | あり |
| 首振りの角度 | 4段階(15〜70°) | 3段階(30〜70°) | 70°固定 |
| 電源コード | 3.0m | 2m | 2m |
本体の大きさ(タテ置きで高さ718mm)と重さ(6.3kg)は3つとも同じです。違いは中身の機能だけです。
省エネセンサーは、人がいないことを検知すると弱い運転にしてから止める機能で、DHにしかありません。席を外すことが多い人や、消し忘れが気になる人に向きます。首振りの角度を細かく選べるのもDHで、1人に向けるなら15°、部屋の何人かに向けるなら70°と使い分けられます。
AHはセンサーがないかわりにDHと同じ出力と11段階の調節があり、CHは出力と調節の段階を抑えたモデルです。いちばん機能がそろっているのはDH、席を立たない使い方ならAH、6畳ほどの個室で近くに置くならCHでも足りる、という選び方になります。
細身のスリム(DH-926R/CH-90RB)は900Wで、重さは3.7kgと軽くなります。こちらはタテ置き専用で、首振りは70°固定です。
\量販店モデルと同じ1,150W/
コロナのコアヒートが向いている人・向いていない人
評判と公式の仕様を合わせると、向き不向きはかなりはっきりしています。
向いている人
- エアコンだけだと足元が寒い、風や乾燥が苦手な人
- 机・ソファ・ダイニングなど、座っている場所を暖めたい人
- 灯油の買い出しや給油をやめたい人
- 寝室で、まぶしくない暖房を使いたい人
向いていない人
- 広いリビングを、これ1台で暖めたい人
- 部屋の中を歩き回ることが多く、暖房の前にいない人
- 電気代をとにかく抑えたいのに、強で長時間使うつもりの人
同じように人を暖めるタイプでは、ダイキンのセラムヒートと迷う人が多いです。セラムヒートの型番ごとの違いはセラムヒートは型落ちで十分? 新型・ハイブリッド・住設モデルを比較で比べています。脱衣所やトイレなど狭い場所でさっと暖めるだけなら、もっと手軽な山善の電気ストーブも候補になります。
コロナのコアヒートのよくある質問
- Q: 何畳まで暖まりますか?
- A: コロナは畳数ではなく、距離で暖かさを示しています(8畳の試験室で1.8m先も温かい)。部屋全体を暖める暖房ではないので、広い部屋ではエアコンなどと組み合わせる前提で考えてください。
- Q: 保証は何年ですか?
- A: 公式のページでは、DH-1226Rが製品3年・ヒーター部3年、スリムのDH-926Rが製品1年・ヒーター3年です。AH-1226RとCH-10RCは公式ページに保証の記載がないので、買うお店の商品ページで確かめてください。
- Q: 日本製ですか?
- A: 公式のラインアップでは、コアヒート・コアヒートスリムとも日本製と書かれています。
- Q: 使い始めにニオイはしますか?
- A: 口コミには、最初に電源を入れたときに煙やニオイが出たが、しばらくすると消えたという声がいくつかありました。燃焼式ではないので、使っているあいだの灯油のようなニオイはありません。
- Q: タテとヨコはどう使い分けますか?
- A: 1人を集中して暖めたい、足元まで暖めたいときはタテ、広い範囲を暖めたいときはヨコです。公式によると、ヨコの暖房幅はタテの約2倍です。スリムはタテ置きだけです。
コロナのコアヒートの評判まとめ
コロナのコアヒートは、室温よりも体を直接暖める電気ストーブです。評判で多いのは、近くにいるときの暖かさと静かさ、乾燥しにくさをほめる声でした。
「電気代が高い」「部屋が暖まらない」はどちらも本当ですが、エアコンと組み合わせ、弱めの目盛りで人のそばに置けば、評判の不満側には回りにくくなります。強のまま長時間使うと、1時間あたり約35.7円かかることは覚えておいてください。
あとは、席を外すことが多いか、首振りの角度を細かく選びたいか。どちらかに当てはまるなら省エネセンサーつきのDH、当てはまらなければAHやCHでも十分です。
(ここに商品カード:コロナ コアヒート DH-1226R)
\製品3年・ヒーター部3年保証/
