山善の電気ストーブの口コミは? 120件で多かったのは軽さと脱衣所です

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山善の電気ストーブDS-D086のレビューを2つの店舗から120件集めて数えたところ、最も多く書かれていたのは暖かさではなく「軽さ」でした。30件が軽さや持ち運びに触れています。次に多いのが脱衣所・洗面所での使用で22件、そして上下2本のヒーターの使い分けが22件でした。

電気ストーブは部屋を暖める機器として探されがちですが、実際に買った人は「部屋の中の特定の場所」に置く道具として使っています
この前提がずれたまま買うと、届いてから「思ったほど部屋が暖まらない」と感じることになります。

もうひとつ、購入前に確認しておきたい点があります。通販サイトの商品説明には障害物センサーという言葉が出てくることがありますが、DS-D086の公式仕様に載っている安全装置は転倒OFFスイッチだけです。センサー搭載機は別の品番になります。

  • とにかく軽くて移動が楽、という声が最も多い
  • 脱衣所やトイレなど、短時間いる場所で使われている
  • 上だけ・下だけ・両方の使い分けができる点が好評
  • 近づきすぎると熱い、という指摘もある
  • ダイヤルの位置が分かりにくい、という声が複数
  • 前面の網が外せて掃除できる点を評価する人も

口コミの内訳と、公式仕様で確かめた内容を本文で紹介しています。

▼まずは実物の大きさを見てみる▼

 

山善の電気ストーブの口コミを、2店舗から120件集めて数えました

山善の電気ストーブは同じDS-D086が複数の店舗で売られていて、レビューもそれぞれのページに分かれて溜まっています。片方だけを読むと、その店の客層に引っ張られた印象になります。

そこで、レビュー数の多い量販店のページから60件、山善の直営店のページから60件、合わせて120件を集めて、書かれている内容を項目ごとに数えました。以下の件数はすべてこの120件が母数です。

最も多いのは「軽さ」で、120件中30件

暖かさに関する言及より多かったのが、軽さと持ち運びやすさでした。本体は約1.7kgで、幅30.5×奥行13.5×高さ36.5cmと薄型です。この数字が実際の使い勝手に直結しています。

脱衣所で使い、朝はキッチンへ持っていく、といった使い方が繰り返し出てきます。1台を複数の場所で使い回す前提で買われているのが、120件を通して見えた一番はっきりした傾向でした。

速暖性への言及も17件あり、こちらは「点けてすぐ暖かい」という内容でほぼ共通しています。石英管ヒーターの特性がそのまま評価されている形です。

使われている場所は、脱衣所と足元に集中しています

設置場所を書いているレビューを数えると、脱衣所・洗面所が22件、デスク下や足元が18件でした。リビング全体を暖める用途で買っている人は、この120件の中では少数派です。

部屋全体の暖房について触れているのは9件で、そのうち複数が6畳程度なら暖まったと書いている一方、最初から期待していなかったと明言している人もいます。

事前にレビューを見て部屋全体は暖まらないと理解していましたが

この理解があるかどうかで、同じ製品の評価が変わります。脱衣所・トイレ・デスク下のように、短時間だけ人がいる狭い場所を暖める道具として見ると、120件の高評価は納得できる内容でした。

気になる口コミは「熱すぎる」と「ダイヤルが見にくい」

指摘として出てくるのは、近づきすぎたときの熱さが6件、そしてダイヤルの位置表示が分かりにくいという声です。後者は両方の店舗のレビューに出てきていて、マジックやマスキングテープで印を付けたという報告が複数ありました。

熱さについては、出力が高すぎると感じている人もいます。

800wは熱すぎて750wくらいがちょうど気持ち良いくらいの温かさだと思いました

この製品の出力は800Wと400Wの2段階で、その中間はありません。狭い場所で使うなら400W側が実用範囲になる、と考えておくとよさそうです。

▼レビューの件数と評価を確認する▼

山善 電気ストーブ DS-D086(800/400W切替式)

上下2本のヒーターの使い分けが、満足度を分けています

120件のうち22件が、上下のヒーターの使い分けに触れていました。件数だけなら脱衣所と並びますが、内容の熱量はこちらの方が上です。買い替えの決め手としてこの点を挙げている人が複数いました。

買った人が書いているのは、3通りの使い方です

石英管ヒーターは上下に2本入っていて、レビューによれば上だけ・下だけ・両方の3通りが選べます。足先を温めたい人は下だけを点け、部屋の空気を動かしたいときは両方にする、という使い分けです。

弱(下)を使用することがほとんどで足を温めるのに充分です

以前使っていた機種は弱が下段に固定されていた、と書いている人もいて、この選択肢があること自体が買い替え理由になっていました。足元だけを狙って温めたいなら、下側だけを点けられるかどうかは実用上かなり効きます。

公式の仕様表には「強/弱」としか書かれていません

ただし、山善の商品情報サイトに載っているDS-D086の仕様は「運転切替:強/弱」の表記までで、上下の選択については触れられていません。3通りという説明はレビューの記述にもとづくもので、公式の仕様表からは読み取れない情報です。

上下の切り替えを目的に買うなら、購入前に商品ページの写真でダイヤルの表示を確認しておくと確実です。仕様表の「2段階切替」という表現だけでは、上下を選べるかどうかまでは分かりません。

なお、静音性について触れているのは120件中2件と少数ですが、いずれも音がしない点を評価していました。ファンを持たない構造なので、温風タイプとはここが決定的に違います。

温風が出るものと違って音が全くしないのも良いです

▼直営店のレビューも見てみる▼

山善 電気ストーブ DS-D086(山善 家電店)

DS-D086に障害物センサーは付いていません

通販サイトの商品説明を読んでいると、補足のキーワード欄に障害物センサーという言葉が並んでいることがあります。ここは誤解しやすいので、公式の仕様で確認しておきます。

山善の商品情報サイトに載っているDS-D086の安全装置は、転倒OFFスイッチのみです。障害物センサーの記載はありません。

センサーを搭載しているのは別の品番です

山善の電気ストーブの中で障害物センサーを積んでいるのは、DS-SD083とDS-SAK06です。DS-SD083は400/800Wの2段階切替で石英管ヒーターという構成までDS-D086とよく似ていて、そこにセンサーが加わった位置づけになります。

販売ページには、センサーの仕組みと限界も書かれていました。本体上下の発光部から光の反射を検知する方式のため、障害物の色や材質、大きさによって感知できない場合があること、直射日光が当たる場所では感知できない場合があることの2点です。

センサー付きを選んだ場合でも、販売ページには「万が一の危険を防ぐ機能」であり、乾燥目的の使用や燃えやすい物を近くに置くことは想定していないと明記されています。機能の有無にかかわらず、使い方の注意は変わりません。

転倒OFFスイッチの効き方についての報告

転倒OFFスイッチについては、実際に動作を確認してから使い始めたという人がいる一方で、傾け方によっては切れないという報告もありました。持ち上げただけでは消えず、かなり傾けないと働かなかった、という内容です。

これは仕様の範囲かどうかまでは公式の記載から確認できませんでした。小さな子どもやペットがいる環境で、接触や転倒そのものを避けたい場合は、センサー付きの品番を検討する方が目的に合います。

▼障害物センサー搭載モデルを見る▼

山善 障害物センサー搭載 電気ストーブ DS-SD083

電気代は1時間あたり約24.8円です。公式の目安とは前提が違います

電気ストーブを検討するとき、必ず引っかかるのが電気代です。ここには、商品ページの数字をそのまま比較すると誤差が出る事情があります。

山善の商品情報サイトには、DS-D086の電気代の目安として「弱運転時約10.8円、強運転時約21.6円」と書かれています。ただし1kWhあたり何円で計算した数字なのかは併記されていません

公式の目安は1kWh27円換算のままです

逆算すると答えが出ます。800Wで21.6円になるのは1kWhを27円としたときで、400Wの10.8円も同じ前提です。

この1kWh27円という数字は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めていた旧来の電力料金目安単価にあたります。同協議会は2022年7月に、この目安単価を1kWhあたり27円から31円へ改定しています。現在の目安で計算し直すと、次のようになります。

出力 1kWh27円(公式表記) 1kWh31円(現在の目安)
強 800W 電気代 約21.6円 電気代 約24.8円
弱 400W 電気代 約10.8円 電気代 約12.4円

差は1時間あたり3円ほどですが、割合にすると約15%です。ほかの暖房器具と比べるときは、必ず同じ単価に揃えてから並べてください。メーカーごとに前提の単価が違うため、公表値をそのまま比較すると、実際には同じ消費電力の製品が安く見えたり高く見えたりします。

エアコンの代わりにはならない、という前提で考える

電気代に触れているレビューは120件中6件と多くありませんが、エアコンとの併用や置き換えを書いている人は8件いました。実際には、800Wを長時間点けっぱなしにする使い方は費用面で不利になります。

脱衣所で入浴前後の20〜30分だけ、あるいはデスク下で400W側だけを使う。この製品の口コミが高いのは、そういう短時間・近距離の使い方をしている人が多いからだと、120件を読んだ範囲では見えました。

DS-D086とDS-E082は何が違うのか

山善の電気ストーブには、消費電力も安全装置も同じに見える品番が並んでいます。とくに迷いやすいのがDS-D086とDS-E082なので、公式の仕様を並べておきます。

項目 DS-D086 DS-E082
消費電力 800/400W 800/400W
本体サイズ 幅30.5×奥行13.5×高さ36.5cm 幅32×奥行15.5×高さ38cm
重量 1.7kg 約1.8kg
コード長 約1.6m 約1.6m
安全装置 転倒OFFスイッチ 転倒OFFスイッチ
取っ手 公式に記載なし 本体後ろに取っ手あり

出力とコード長は同じで、DS-E082の方がひと回り大きく、100gだけ重くなります。はっきり違うのは背面の取っ手の有無で、公式ページはDS-E082について持ち運びやすさの理由に挙げています。

ただしDS-D086のレビューでは、取っ手がなくても軽さを評価する声が120件中30件ありました。持ち運びを重視するとしても、この2機種で決定的な差が出るとは言いにくいところです。レビューの蓄積量を重視するならDS-D086、取っ手が欲しいならDS-E082、という選び方が現実的です。

▼取っ手付きのDS-E082を確認する▼

山善 電気ストーブ DS-E082(背面に取っ手あり)

山善の電気ストーブが向いている人・向いていない人

120件のレビューと公式仕様を突き合わせると、向き不向きははっきり分かれます。買ってから評価が割れているのではなく、買う前の想定がずれているかどうかで決まっていました。

向いているのはこんな人です。

  • 脱衣所・トイレ・デスク下など、短時間いる狭い場所を暖めたい人
  • 1台を家の中で持ち回りたい人。約1.7kgで、軽さへの言及は120件中30件でした
  • 足元だけを狙って温めたい人。下側のヒーターだけを点ける使い方ができます
  • 音が出る暖房が苦手な人。ファンを持たないため運転音が出ません

向いていないのはこんな場合です。

  • リビング全体を暖めたい場合。部屋全体に触れたレビューは120件中9件にとどまり、内容も6畳程度が上限という報告でした
  • 長時間つけっぱなしにしたい場合。800Wでは電気代が1時間あたり約24.8円かかります
  • 障害物センサーが必要な場合。DS-D086は非搭載で、必要ならDS-SD083を選ぶことになります
  • 出力を細かく調整したい場合。800Wと400Wの2段階しかありません

気になっていた点をもうひとつ。コードが短くて困るという指摘は、読んだ120件の中には1件もありませんでした。コードに触れているのは、使わないときに巻き付けて収納したかったという声が1件と、付け根の作りを評価する声が2件です。約1.6mという長さは、置き場所を選ぶ理由にはなっていないようでした。

山善の電気ストーブのよくある質問

Q: 部屋全体は暖まりますか?
A: 120件のうち部屋全体に触れているのは9件で、6畳程度なら暖まったという報告が中心でした。それより広い部屋では、エアコンの補助として使う想定になります。
Q: 電気代は1時間いくらですか?
A: 1kWhを31円として計算すると、強の800Wで電気代が約24.8円、弱の400Wで約12.4円です。公式が出している目安は1kWh27円換算のため、約21.6円と約10.8円になっています。
Q: 障害物センサーは付いていますか?
A: DS-D086には付いていません。公式仕様に記載されている安全装置は転倒OFFスイッチのみです。センサー搭載モデルはDS-SD083とDS-SAK06です。
Q: 前面の網は外して掃除できますか?
A: 外せたと書いているレビューが120件中7件ありました。以前使っていた機種は外せずホコリが溜まった、という比較を書いている人もいます。
Q: 上下のヒーターは別々に点けられますか?
A: レビューでは上だけ・下だけ・両方の3通りを使い分けているという記述が複数あります。ただし公式の仕様表の表記は「運転切替:強/弱」までなので、商品ページの写真でダイヤルを確認してください。
Q: 保証期間は何年ですか?
A: 販売ページにはメーカー保証1年間と記載されています。同じ800/400W構成のDS-E082も、公式ページで保証期間1年間と案内されています。

山善の電気ストーブの口コミまとめ

120件を数えて見えたのは、この製品が部屋の暖房ではなく、場所を選んで持ち回る道具として買われているということでした。軽さへの言及が30件で最多、脱衣所での使用が22件、上下の使い分けが22件という順です。

確認しておきたいのは3点です。障害物センサーは非搭載であること、公式の電気代の目安が1kWh27円換算のままであること、そして出力は800Wと400Wの2段階しかないこと。

この3つを踏まえたうえで、脱衣所や足元を短時間だけ暖める用途なら、レビューの評価はそのまま受け取ってよい内容でした。障害物センサーが必要なら、同じ2段階切替のDS-SD083という選択肢があります。

▼迷ったらこの1台から▼

 

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