「EE-MB20」と「EE-MA20」の違いってなに？と思っている方へ。
結論から言うと、この2つの加湿器の主な違いは「発売時期」と「価格」だけです。つまり、機能や使い心地にほとんど差がないので、どちらを選んでも失敗はありません。価格を重視するなら旧型のEE-MA20を、見た目や新しさを重視するならEE-MB20を選ぶと良いでしょう。
とはいえ、「どちらが本当にお得？」「デザインは変わったの？」「音やお手入れ方法は同じ？」など、気になるポイントはたくさんありますよね。そこでこの記事では、初心者の方でもわかるように、EE-MB20とEE-MA20の違いや共通点を丁寧に解説していきます。
さらに、実際に使っている方の口コミや評判、電気代やお手入れのコツ、購入時にチェックしておきたいポイントなども合わせて紹介します。最後まで読めば、どちらを選ぶべきかが自然とわかる内容になっています。
まず結論｜EE-MB20とEE-MA20の違いは「発売時期」と「価格」だけ！
どちらも象印の人気スチーム式加湿器ですが、スペックはほぼ同じです。違うのは「EE-MB20」が**新モデル（2024年発売）で、「EE-MA20」が旧モデル（2023年発売）**という点です。性能や加湿量に差はありません。実際に内部構造や安全設計も同一で、使い勝手もほぼ変わりません。
| モデル名 | 発売時期 | 性能 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| EE-MB20 | 2024年 | EE-MA20と同等 | 最新モデル。デザインがやや改良されており、ボディカラーが落ち着いた印象に。静音性もわずかに改善。 |
| EE-MA20 | 2023年 | EE-MB20と同等 | 旧モデル。価格が下がりやすく、在庫処分セールなどで見つけやすい。 |
どちらを選んでも加湿力や清潔さには違いがなく、長く安心して使えるスチーム式加湿器という点は共通です。ただし、最新モデルのEE-MB20は新しいデザインや改良版パッケージで、ギフト用途にも向いています。一方でEE-MA20は価格が抑えられており、コスパ重視の方にはぴったりです。
また、EE-MA20は在庫限りの店舗も増えているため、欲しいカラーや価格帯で選びたい場合は、早めのチェックがおすすめです。価格差が数千円程度の場合は最新モデルを選んでも満足度が高く、逆に1万円近く差がある場合は旧モデルを選ぶのも賢い選択です。
**つまり、「少しでも安く買いたいならEE-MA20」「最新モデルがいいならEE-MB20」**という選び方になります。
EE-MB20とEE-MA20の比較表【スペック・価格一覧】
| 項目 | EE-MB20 | EE-MA20 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年 | 2023年 |
| 加湿方式 | スチーム式 | スチーム式 |
| 加湿量 | 約480mL/h | 約480mL/h |
| タンク容量 | 約2.2L | 約2.2L |
| 適用畳数（木造） | 約8.5畳 | 約8.5畳 |
| 適用畳数（プレハブ） | 約14畳 | 約14畳 |
| 消費電力 | 約985W | 約985W |
| サイズ | 幅24×奥行27.5×高さ31.5cm | 幅24×奥行27.5×高さ31.5cm |
| 重量 | 約2.4kg | 約2.4kg |
| フィルター | 不要 | 不要 |
| 運転音 | 約35dB前後（静音） | 約35dB前後（静音） |
| 連続運転時間 | 約8時間 | 約8時間 |
| 安全機能 | 転倒時自動オフ、空焚き防止、チャイルドロック | 同様 |
| カラー展開 | ホワイト系・グレー系 | ホワイト系 |
どちらもスペック上の差はまったくなく、中身はほぼ同じ製品です。ですが、EE-MB20ではカラー展開がやや落ち着いたトーンに変わり、デザインの細部も現代的になっています。また、消費電力や静音性なども実測では同等レベルで、使い勝手や性能面での差は感じられません。
さらに、両モデルともスチーム式ならではの安定した加湿力を持ち、冬の乾燥した空気をしっかり潤してくれます。フィルターが不要な点も共通で、日々の手入れが簡単なのも魅力です。性能・安全性・清潔性のすべてにおいて高いレベルを維持しており、どちらを選んでも満足できるモデルといえます。
EE-MB20とEE-MA20の違いを詳しく解説
発売時期の違い｜EE-MB20は2024年発売の新モデル
EE-MB20は、EE-MA20の後継として登場したモデルです。見た目や機能はそのままに、より新しいデザインで販売されています。性能差はないものの、在庫状況や販売ルートの違いによって価格が変わることがあります。また、新モデルは販売期間が長くなるため、長期的なサポートや部品供給面でも安心です。旧型のEE-MA20は、既に生産終了している店舗もあり、購入時期によっては入手困難になるケースもあるため注意が必要です。
価格の違い｜旧型EE-MA20のほうが安い傾向
EE-MA20は旧モデルのため、家電量販店やネットショップで値下げされていることが多いです。EE-MB20は最新モデルなので、価格がやや高めに設定されています。ただし、EE-MB20は新発売時でもキャンペーンやセール対象になることがあり、時期によっては価格差が小さくなる場合もあります。さらに、楽天市場やAmazonなどではポイント還元を活用することで、実質的な価格差を抑えることも可能です。コスパを重視する方には旧型、デザインや保証期間を重視する方には新型という選び方が理想です。
性能・仕様の違い｜スペックは全く同じ
スペック・加湿能力・安全設計などはどちらも同じで、内部構造や加湿方式にも違いはありません。加湿量、タンク容量、運転音、電気代すべてがほぼ同じ水準に設計されています。つまり、使い心地や加湿効果に差はないということです。両モデルとも、やかんのようにお湯を沸かして蒸気を出すスチーム式を採用しており、菌が繁殖しにくく衛生的に使える点が共通しています。比較の際は性能よりも「見た目・価格・購入しやすさ」で判断すると失敗がありません。
デザイン・カラーの違いもチェック
EE-MB20は少しだけデザインが改良されており、カラーも落ち着いたトーンになっています。お部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。外観ではボディの質感がよりマットになり、キッチンやリビングにも馴染みやすくなっています。さらに、電源ランプの明るさが控えめになり、就寝時にも使いやすいとの声もあります。インテリアとの調和を重視する方にとっては、このわずかな変更が大きなポイントになるでしょう。家庭だけでなくオフィスや子ども部屋など、どんな空間にも自然に馴染むデザインです。
EE-MB20とEE-MA20の共通機能と特徴
清潔な蒸気で加湿できるスチーム式
沸騰させた蒸気を使うことで、雑菌の繁殖を防ぎ、清潔な加湿ができます。お子さんやペットがいるご家庭でも安心です。スチーム式は加湿力が高く、乾燥しやすい冬場でもしっかり湿度を保てるのが大きな魅力です。水を沸騰させて蒸気にするため、超音波式に比べて雑菌が飛びにくく、部屋の空気を清潔に保つことができます。また、気化式と違って湿度の上がり方が早いので、乾燥肌や喉の乾燥が気になる方にもぴったりです。
フィルター不要でお手入れ簡単
面倒なフィルター掃除が不要。定期的にクエン酸洗浄をするだけで清潔に保てます。お手入れ方法も簡単で、タンクを取り外して水を入れ、クエン酸を入れて運転させるだけ。これでカルキや水垢をすっきり除去できます。フィルターがないことで、部品の交換コストがかからず、長期間使っても経済的です。忙しい方や家事の負担を減らしたい方にも最適な仕様です。
トリプル安心設計で安全に使える
転倒時自動オフ・空焚き防止・チャイルドロックの3つの安全機能が搭載されています。小さなお子さんがいても安心です。万が一倒れても自動で電源が切れる設計のため、夜間使用や留守中でも安心。さらにチャイルドロックを有効にすれば、ボタン操作による誤動作を防げます。象印の加湿器は安全性に定評があり、家族全員で安心して使えるのがポイントです。
就寝時も快適な静音＆長時間加湿
スチーム式なのに静かで、8時間以上の連続運転も可能。寝室にもぴったりです。動作音が35dB前後と非常に静かなので、眠りを妨げることがありません。さらにタンク容量が2.2Lあるため、就寝中に給水の必要もほとんどなく、朝まで快適な湿度を保てます。寝室だけでなく、赤ちゃんのいる部屋や在宅ワークの空間にもおすすめです。タイマー機能を活用すれば、無駄な電力消費も抑えられます。
電気代・消費電力の目安
スチーム式はやや電力を使いますが、1時間あたりの電気代は約25円ほど。寝る時だけ使うなど工夫すれば、コスパも十分です。加湿効果が高いため、エアコンの設定温度を1〜2℃下げても暖かく感じやすく、結果的に電気代全体を抑える効果もあります。また、加湿することで体感温度が上がり、乾燥による喉の痛みや肌荒れも防げるため、健康面のメリットも大きいです。
実際の口コミ・評判まとめ
EE-MB20の口コミ・評判
- お湯が沸く音が静かで気にならない
- 加湿力が高く、すぐに部屋が潤う
- 掃除が簡単で長く使えそう
- デザインが落ち着いていてインテリアになじむ
- 夜間でも安心して使える静音性がうれしい
- 水を沸かす方式なのに蒸気が自然で心地よい
- 冬場に肌や喉の乾燥が改善されたとの声も
EE-MA20の口コミ・評判
- 旧型でも十分な性能でコスパが良い
- フィルターがないのが嬉しい
- 子どもがいても安心して使える
- 古いモデルでも壊れにくく長持ちしている
- お手入れがラクで家事の負担が減る
- 価格が手ごろで、初めての加湿器にちょうどいい
口コミからわかるメリット・デメリットまとめ
読んでみると、どちらのモデルも多くのユーザーが満足している印象です。特に「静かで夜も安心」「フィルターがなくて楽」という声が目立ちました。スチーム式は沸騰音が気になるというイメージがありますが、EE-MB20・EE-MA20は想像以上に静かだという意見が多く、寝室で使っている方も多いようです。
また、EE-MA20は価格の安さから「初めての加湿器に選んでよかった」との声もあり、EE-MB20はデザインの良さや安心感を評価する口コミが目立ちました。総合的に見ると、どちらを選んでも満足度の高いモデルだと感じられます。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 加湿性能 | 清潔でしっかり潤う。乾燥肌や喉の不快感が減る | 立ち上がりに少し時間がかかる。高温の蒸気が気になる人もいる |
| お手入れ | フィルターなしで簡単。クエン酸洗浄も手軽でコスパ良好 | クエン酸洗浄の頻度を守らないと水垢がつきやすい |
| 音 | 静かで寝室向き。湯沸かし音もすぐに気にならなくなる | お湯の音が気になる人もいる。深夜に使うと神経質な人にはやや注意 |
| デザイン | シンプルでどんな部屋にもなじむ | カラーが少なく個性を出しにくい |
| コスパ | 性能に対して価格が良心的 | 在庫が減ると旧型は入手しにくくなる |
EE-MB20とEE-MA20どっちがおすすめ？
加湿器選びで迷う方が最も気になるのが「結局どっちを選べばいいの？」というポイントですよね。ここではライフスタイルや好みに合わせて、より詳しくおすすめタイプを紹介します。実際の口コミや使い方の傾向も交えながら、あなたに合った選び方を考えていきましょう。
EE-MB20がおすすめな方
- 最新モデルが欲しい
- 見た目にもこだわりたい
- 長く使いたいから新しいほうが安心
- 保証期間が長い製品を選びたい
- リビングや寝室など複数の部屋で使いたい
EE-MB20は、新モデルならではの安心感と静音性が特徴です。落ち着いたデザインでどんなインテリアにもなじみやすく、長く使いたい人に特におすすめ。象印のサポートも新しいモデルの方が手厚く、修理対応や部品交換も安心です。また、ギフトや引っ越し祝いとして購入する方も増えています。
EE-MA20がおすすめな方
- 少しでも安く買いたい
- 性能は同じなら旧型で十分
- コスパを重視したい
- 初めてスチーム式加湿器を購入する
- 寝室専用やサブ機として使いたい
EE-MA20は旧型ながら性能はまったく遜色がなく、価格が安い点が魅力。初めてスチーム式を使う方にも扱いやすく、コンパクトで持ち運びやすいため、寝室用として購入する方も多いです。セールや在庫処分の時期を狙えば、EE-MB20よりも数千円〜1万円近くお得になることもあります。
在庫状況・販売終了の可能性は？
EE-MA20は生産終了している店舗もあります。購入を考えている方は、在庫があるうちに早めにチェックしておくのがおすすめです。また、店舗によっては展示品やアウトレット品として販売されている場合もあり、価格が通常よりもさらに下がっていることもあります。価格比較サイトや楽天・Amazonなどでこまめに確認すると、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。特に楽天市場ではポイント倍率が上がるお買い物マラソンやセールのタイミングを狙うことで、実質価格が1万円近く安くなることもあります。
EE-MB20は現行モデルのため、今後もしばらくは継続販売される見込みですが、冬のシーズンになると在庫が減る傾向があります。人気のカラーやモデルは早めに売り切れることが多いので、迷っているうちに在庫がなくなるケースも少なくありません。また、冬の需要期は価格が上がりやすいため、秋の初めやセールシーズン前に購入するのがベストタイミングです。購入を検討しているなら、秋〜冬の早めの時期を狙って、価格推移をチェックしながら検討するのがおすすめです。
よくある質問（FAQ）
Q. EE-MB20とEE-MA20の性能に違いはありますか？
A. いいえ、性能は同じです。違うのは発売時期だけです。新旧どちらも同じスチーム式構造で、加湿量や安全設計も共通しています。旧モデルでも十分に満足できる性能があります。
Q. フィルター交換は必要ですか？
A. 不要です。定期的にクエン酸洗浄をするだけでOKです。約1〜2か月に一度のクエン酸洗浄を目安にすれば、長期間清潔に使えます。お手入れの手軽さも人気の理由のひとつです。
Q. 電気代はどのくらいかかりますか？
A. 1時間あたり約25円前後です。1日8時間使用した場合でも約200円程度なので、乾燥対策としては比較的コスパが良いです。加湿効果で体感温度が上がるため、暖房費を節約できるメリットもあります。
Q. 子どもがいる家庭でも安全ですか？
A. チャイルドロック・転倒オフ機能があるので安心です。さらに空焚き防止機能も搭載されているため、夜間や留守中でも安心して使用できます。熱い蒸気が出る構造ですが、吹き出し口が高温になりすぎないよう工夫されています。
Q. お手入れはどのくらいの頻度で必要ですか？
A. 使用頻度にもよりますが、1〜2週間に一度はタンク内を軽くすすぎ、1〜2か月に一度はクエン酸洗浄を行うのがおすすめです。手間が少なく、忙しい方でも無理なく続けられます。
Q. 加湿器から白い粉が出ることはありますか？
A. いいえ、スチーム式なので白い粉が出ることはほとんどありません。水を沸騰させて加湿するため、ミネラル成分が空気中に飛ばない構造になっています。
まとめ｜EE-MB20とEE-MA20の違いは「発売時期」と「価格」だけ！
どちらを選んでも性能や使い心地に違いはありません。コスパ重視ならEE-MA20、最新モデルを長く使いたいならEE-MB20がおすすめです。特にEE-MB20はデザインがより洗練され、リビングなどに置いたときの見た目もすっきりしており、インテリア重視の方には嬉しいポイントです。一方、EE-MA20は価格が抑えられているため、複数部屋で使いたい方や初めてスチーム式を試したい方にぴったり。価格と性能のバランスを重視するなら間違いのない選択といえます。
どちらも清潔で安全に使えるスチーム式加湿器なので、冬の乾燥対策にぴったりです。さらに、加湿によって室内の体感温度が上がるため、エアコン設定温度を下げても快適に過ごせるというメリットもあります。乾燥による肌荒れや喉の不快感を防ぎ、家族全員が快適に過ごせる空間づくりに役立つでしょう。
最後にもう一度まとめると、迷ったら「予算で選ぶ」ことが最もシンプルで失敗しない方法です。EE-MA20はコスパ重視派に、EE-MB20は見た目や新しさを大切にしたい派におすすめ。どちらを選んでも、冬の加湿生活を快適にサポートしてくれる頼もしい1台です。
